カーゴパンツ
カーゴパンツとは、貨物船のクルーたちがはいていた厚手の丈夫なコットン地の作業用パンツのこと。

カーゴパンツは、両方の脚部分に大型のアコーディオン・ポケットが貼り付けられているのが特長。「カーゴ」は貨物船のことで、このポケットは「カーゴ・ポケット」と呼ばれる。同じ分類のワークパンツには、カーゴパンツに似たペインターパンツがある。文字通りペンキ屋作業用パンツで、オーバーオールの簡素タイプ。こちらの特徴はハンマープールと呼ばれる金槌などの工具をぶら下げるための紐である。近年、カーゴパンツの流行によって、ペインターパンツの特長を互いに取り入れあう傾向があり、だんだん区別がなくなってきたのが現状といえる。


カーディガン
カーディガンとは襟がなく、長袖がついたジャケット。前はボタン止めのものと、開けて着るタイプのものがある。

カーディガンは、19世紀の中頃考案された軍隊用上着。頭からかぶって着用する衣服とは異なり、自力で動けない人間の脱ぎ着が代行可能なため、戦争で負傷した兵士をたやすく治療できる。特にイギリスのカーディガン伯爵(1797〜1868)が愛用したところからこの名がついた。多くはニットで作られ、毛皮かブレードの装飾がつき、前のボタンを留めて着るのが基本であった。その後、一般に広まり、日常着またはスポーツ用に着用されていて、装飾は省略され、前ボタンは止める、開ける、数個のみ止めるなど自由にアレンジするようになった。


カウチン
カウチンとはカナダインディン・カウチン族の言葉で「日のあたる暖かい土地」の意味。羊毛で編まれたセーターで、狩猟や漁業の時に着用。
 
カウチンは羊毛が元来持っている油脂成分を除去しない毛糸で編むため、雪や雨など厳しい自然環境の中でも体温を維持して活動できる。つまり極寒の地で生活を営む者にとっては欠かせないアイテムなのである。また、着用すればするほど、毛糸がフェルト状になるため、風を防ぐ効果が高くなる。毛糸は本来、着色しない羊毛を用いるため、生成り、茶、黒などの自然色。編み込む模様も雪の結晶など自然現象が多い。においや清潔感に過敏な現代では、原毛を一旦洗い、においや油分を取り除いてから、風合いを損なわないよう通常の毛糸より大量に油脂成分を加え、セーターに仕立てている。


カクテルドレス
カクテルドレスとは、準礼装に用いられるドレスのことで、夜用のパーティーなどで女性が着装する。

カクテルドレスは、一般的には午後5時ごろから7時ごろまでの、カクテルを主体としたパーティー用とされる。短めのボレロやケープ、ストールなどを合わせることにより、カクテルタイムからイブニングタイムまで応用させることができるので重宝する。正礼装より堅苦しくなく、華やかさや流行も取り入れられてデザインを楽しむことができるため、人気のフォーマルドレスといえる。ワンピースが主であるが、アンサンブルやセパレーツ、ツーピースでもよい。袖はあってもなくても可。スカート丈もひざ下(ノーマル丈)からヒール丈まで自由と、遊びがいのあるドレス。


かごバッグ
かごバッグとは、ラタン、バンブー、アタなどでできた、夏らしいかご製のバッグのこと。

かごバッグは、ラウハウ、ラタン、バンブー、アタをはじめとして、さまざまな素材で編まれたかごで、夏のさわやかなアイテムのひとつ。春からバッグ売り場には、素材や編み方がしっかりしている高級なものから、ひと夏で使い終わるリーズナブルなものまで、価格もデザインも多彩に登場する。長く使いたいお気に入りは手入れも大切。使ったら全体のホコリや汚れを落とす。網目など細かい部分もしっかりと。持ち手がレザーの場合は、専用クリーナーで。その後、風通しのいい場所でよく乾かし、完全に乾いてから、柔らかい不織布などのカバーをかぶせ、湿気のこもらない場所で保管することが望ましい。


カシミア
カシミアとは、カシミア山羊の毛を使ったもの。細くて柔らかな毛質が、ウールの最高級品とされている。

カシミアはカシミア山羊の毛の織物をさす。元来はインドとパキスタンにまたがるカシュミール地方産の山羊の毛を綾織にした毛織物のこと。カシミア山羊には硬い毛と柔らかい毛があり、極細の柔らかい毛のみを用いて織る紡毛織物は、優れた品質と生産量の低い希少価値によって超高級品とされ、その糸は「パシュミナ」とも呼ばれる。2000年頃に、カシミアの生産が間に合わないと言われたほどカシミア・ショールが大流行。やさしい風合いと、きれいな色合いが受け、とくに女性の秋冬必須アイテム的存在に。カシミアの生産は、現在、ゴビ砂漠をはじめ中国全域、中央アジア、中近東などになるが、少数高額であるため、カシミア風生地の普及も激しい。しかし緻密でなめらかな布面は、カシミア以外ではけっして再現しきれず、本物への人気は高まるばかりだ。


カシュクール
カシュクールとはフランス語で、隠れるという意味の「カシュ」と、心臓の「クール」が一体化、胸が隠れる程度の短いトップスのこと。

カシュクールは元来の意味では、ベストやボレロのように短めのものをさすが、現在の解釈では広く、巻きつけるタイプのブラウスやシャツをいう。胸のあたりを隠すように、上半身を巻きつけて打合わせを着物風にし、通常はボタンを用いないで前や後ろで結んで整えるタイプが多い。1980年代頃に登場し、包むという意味の「ラップ」からラップブラウスとも呼ばれる。フランス語で体を「コール」といい「カシュコール」という名で呼ばれることもある。素材は伸縮性のあるジャージや、柔らかさを強調するシフォン風素材などが中心で、軽く羽織るアイテムとして便利で、かつおしゃれ度も高い。


カジュアルダウン
カジュアルダウンとは、ドレスダウンにほぼ同義である。違いは、カジュアルをさらにカジュアルにする点だといえる。

カジュアルダウンは、日常着、ビジネスユース、おしゃれ着など、フォーマルではない、いつものファッションに、わざとカジュアルテイストを加えて装いの格を下げる着こなしをいう。たとえばフェミニンなワンピースにわざとGジャンを組み合わせてみたり、男性ならキチンした清楚な印象のジャケットにセーターや派手目のシャツブラウスをインで着たり。ドレスダウン同様、着こなしテクニックは高度なセンスが要求されるといえる。アンバランスや変化を楽しめるセンスの変化形として、とくにメンズラインでは、カジュアルアップの傾向が見え始めている。


型押し
型押しとは、プレス加工した革の総称をいう。人工的にデザインを施すことで、素材の新しい魅力を引き出すことに成功した。

型押しは、皮の表面に加熱高圧プレスで加工した革の総称。エンボスレザーともいい、木型を作ってプレス成型で作っていく。もともとは質の悪い皮を高級に見せるための工夫だったが、次第にファッション性が高い素材として用途が広がっている。代表的なのは、ワニやトカゲ、ヘビといった爬虫類の皮を模したものだろう。また近年、型押しの加工技術が飛躍的に発達して、クロコダイルやオーストリッチ、パイソン、ゾウなど、高級で希少価値が高い皮も、本物と判別が難しいレベルに達している。それに伴い、型押しを使った高額なバッグやベルト、靴などのイミテーションが急増。関係者は、頭を悩ませている。


カットオフ
カットオフとは、長いパンツを途中で切ったようなもの。裾は切ったままにして、切り口の糸はそのまま垂らしておく。

カットオフは、衣類を切って新しいデザインにリメイクすること。新品のジーンズを、履き古したようにしたくて裾を切ることも、この範疇に入る。カットオフしたジーンズを、水着代わりにするのが流行したこともあった。ほつれた糸をそのまま垂らすことで、ワイルドな感が出せる。また途中で切ったアンバランスさ、自由さがあり、着こなしに変化を与える。ジーンズが主流だが、たとえばトレーナーの袖を切り、長袖シャツとレイヤードするといった、新しい着方ができるのが楽しい。支持される秘訣も、汚れや古びた感じが、むしろオリジナリティとして持ち味として活かされ、衣類を簡単に再利用できること。


カットソー
カットソーとは、カット&ソー(Cut&Sewn)の略。つまり裁断して、そのまま縫ったもので、ニットウェアの一種。

カットソーは、ほとんどの場合、綿ジャージ素材を用いている。裁断し、布端のほつれ防止にロックミシンを掛けて縫製する。この、あまりに手軽で簡単なプロセスゆえに、デザインの自由度が高く、遊び心をカッティングデザインに活かしたトップスとして愛用されている。インナー、アウターのトップスにとどまらず、ワンピースやパンツにまで発展。スパッツはカットソーの一種である。またデザイン性よりも機能性重視でカットソーから発展したのが、スウェットやトレーナーである。裏がループ上になって吸汗性にすぐれ、スポーツアイテムに欠かせない。Tシャツもカットソーの一種といえる。綿ジャージ素材なので、色展開も豊富で、デイリーアイテムの強力な助っ人である。


カフェエプロン
カフェエプロンとは「ギャルソンエプロン」の別名もある、スタイリッシュなショート丈のエプロンのこと。

カフェエプロンは、近頃、カフェの店員のユニフォームに使われる、短い丈のエプロン全般をさす。ポケットが多数あって接客に便利で、巻きスカート(ラップ)タイプのものが多く、動きやすいのが大きな特長。エプロン本来の汚れ避けの役目は最小限にとどめているが、多才な働きぶりをするエプロンである。ガーデニング用としても人気があり、機能性の高さと、おしゃれ度の高さで、男女年齢を問わず、広く愛されている。汚れ対応のため色は濃い目で、カフェやレストランごとにオリジナルロゴを入れ、揃いのエプロンで迎えられるのは気持ちのいいことだ。従来のエプロンよりコンパクトで使い勝手もいいため、ホームエプロンとしても人気が高い。


カフス
カフスとは、洋服の袖部分に付けられる、バンドのような布のこと。袖先をとめ、汚れ防止の役目と、袖口の飾りの役目を兼ねる。

カフスは必ず両袖にあるので、カフの複数形で呼ばれる。カフスはカラーデザインの影響が大きく、カラーが顔を美しく見せる役目があるように、カフスは手をきれいに見せる表現手法として役立ってきた。カフス・デザインが著しく発達したのは14世紀のルイ王朝時代、男女ともゴージャスにレースや刺繍で飾ったり、プリーツを駆使したり、とカラーもカフスも華やかだった。19世紀以降は機能美に徹する傾向にあるが、メンズライクでは、遊び心を表現できる数少ない部分でもあり、デザインバリエーションは幅広い。シングルカフス、ダブルカフス、アジャスタブルカフスなど、さまざま。取り外し可能な「コンバーチブル・カフス」は代表的で、布地はカラーにそろえることが多く、留めが自在でボタンやピンで演出できる。スーツ着用の多い男性は、カフスは欠かせないおしゃれの一つだ。


カメオ
カメオとは、瑪瑙(めのう)や琥珀(こはく)、貝殻などの色相を活かした浮き彫り細工のこと。イタリア名産の一つ

カメオは婦人用の装身具、ブローチ、指輪、ペンダントなどに用いられる。浮き彫りの図柄は、白く美しい女性の横顔、胸像部や全身が描き出され、ピンク色や琥珀(こはく)色の背景がよりモチーフを際立たせる。浮き彫りにされた女性のドレスシルエットは、カメオシルエットと呼ばれ繊細なデザインをさす。本物の石や貝が用いられた場合、素材の希少価値と、緻密な浮き彫り技法の希少価値、さらに台として使った彫金も同レベルとすると、かなりの高額に。アンティークになると、宝石レベルの贅沢さである。現在では、石や貝のかわりに合成樹脂を浮き彫りにしたカメオ風のものが主流。


カリスマブランド
カリスマブランドとは、ユーザーの心を虜にして離さない力をもっているブランドのこと。

カリスマブランドは、流行、時代の傾向、景気など、正論で考えると、とても成功しそうにないような提案を時代に投げかけ、そのファッションスタイルやムーブメントを普及させてしまうほどのパワーをもっているブランドである。たとえば、見かけがチャチなのに高額なアイテム、あるいは不景気にゴージャス感は受け入れられないと誰もが考えていてもヒットしてしまう、など。そのブランド創設者の偉大さ、ブランドの歴史や背景、現代のブランドリーダーの個人的な魅力、ブランドが指名したデザイナーやクリエイターの能力が、圧倒的に勝っている場合にだけ成立する。


ガーター
ガーターとは靴下止めのこと。直接、脚に付けて靴下が落ちないようにするタイプと、腰骨の周りに付けたベルトに吊るすタイプがある。

ガーターは靴下止めのことで、その発祥は1190年と古いが、もともと男性用から出発してる。現在のようにインナー用ではなく、ズボンの上から靴下止めを付け、ニーソックスのような長い靴下を釣り上げていた。18世紀になると婦人用ガーターが登場し、現在のガーター、ガーターベルトの形は20世紀になってから作られた。伸縮性のある輪になったベルトを腿に付けて靴下がズレ落ちないようにしたものと、ベルトタイプのものがある。ベルトタイプは、より落ちにくく、腰骨の周りにつけるため、着用も楽。さらに下着としてのセクシーさが魅力で、近頃は、機能性よりも豪華な下着として人気が高い。


ガーリー
ガーリーとは、今、ファッションやインテリアのメディアでよく見かける言葉である。

ガーリーな雰囲気、ニューガーリー、ガーリッシュな甘さ、ガーリーテイスト、ガーリー&リラックスなど。語源となる売春婦=ガーリー(girlie)という意味にこだわらず、女性らしさの見直しや、キッチュな女らしさ、セクシーだけどキュート、あくまでも女性らしさを失わず、いかに変化発展していくかを楽しみながらチャレンジする姿勢への賞賛と、ほんの少しの自嘲と照れが込められた言い方だと解釈できる。肩肘張らず、でも女性という個性を大切にして、自分キャラを発揮したい人たちに多用されている。


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